親の異変に気がつく前に

 こんな人にオススメの記事

  □親の小さな頃の話(自分のルーツ)をじっくり聞いた事がない

  □親の兄弟・親戚など昔の話を聞ける人がいない、少ない

  □親の病歴、飲んでいる薬を知らない

  □親の加入している保険をしらない

  □親の通帳、印鑑の場所を知らない

  □親の知り合いの連絡先を知らない

元気なときから聞いておくとよいこと

ピアサポートをしていてよく伺うのは、親が元気なうちは気にせずにいた

・親御さんの小さなころの話や生い立ち

・親しい友人

・普段飲んでいる薬や病歴

・加入している保険

・通帳、印鑑の場所

などを倒れてしまったあとでは聞けなくなってしまいわからなかった。というお話です。

親御さんの小さなころの話や生い立ちは、普段は気に留めていなくても自分のアイデンティティーに関わることとして重要な意味を持っていることもあり、元気なうちから語り合うことをおすすめします。また親しい友人などを知っていると何かあった時に誰に伝えるべきかの判断がつき、すぐに対応できるので連絡先までわかるように聞いておけるとベストです。

また病院にかかる際に、いままでの病歴や薬歴は必ず聞かれることですので伝えられるように普段から会話をするなかでしっかりと聞きメモを取っておきましょう。

聞く時には必ずメモを

人は一度聞いた事でも意外と簡単に忘れてしまうものです。上記のような内容を聴くときには、しっかりとメモに書き留めながら聴きましょう。あとで確認することもできますし、兄弟姉妹などに伝える際にもしっかりと伝えることができます。

小さな頃の話などは、今度親御さんの故郷に旅行に行こうと思っているなどと話を向けると楽しそうに話してくれる事も多いです。

保険や通帳のことを聴くのは、なかなか自然の流れでとはいきにくいですが普段から会話をするように心がけているとその中できっかけが生まれたりするものですので機会があるときに聴いておきましょう。

そしてもし終活を考えている方がこの記事を見ていたら、ぜひ家族の方にこういった内容の話をしてあげてください。

家族にとって、介護や看護が始まって突然にいろいろなことをしなければならないというのは相当な負担です。それを少しでも軽くして残していくということは先に生きている者の気遣いとして素敵な行動です。

銀行口座の手続きは本人と同行が必要なことも

特に銀行口座の手続き(解約や引き出し)に関しては、本人の同行が必要な事がほとんどです。

親が倒れてしまってからでは一緒に銀行に行く事も困難なことが多く、お互いのためにも前もって一緒に手続きをしておくことを考えましょう。銀行の窓口で相談しながら、何かあった時に手続きがスムーズに進むように準備しておく事はとても大切なことです。

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